4月から自転車に乗る際のヘルメット着用が努力義務化されるのを前に、警視庁板橋署は19日、地元の「ハッピーロード大山商店街」(東京都板橋区)で交通安全パレードを行った。フリーアナウンサーの馬場ももこさんが一日署長を務め、道行く人にヘルメット着用と交通安全を呼びかけた。
同庁によると、昨年の都内の交通事故の死者132人のうち30人は自転車乗車中で、約7割が頭を負傷していた。努力義務化の周知や、ヘルメット着用率を上げることが課題となっている。
板橋署管内では今年、2月末時点で75件の人身事故があり、うち33件が自転車関連だった。馬場さんは「自分の頭をヘルメットで守ることは命を守ること。みなさんもしっかりかぶって」と呼びかけた。(御船紗子)
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル